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西伊豆町に行ってきました-しょくひんかん通信-


こんにちは。
先日お休みの日にスタッフ3名で静岡県西伊豆町に行きました。

朝8時に東京を出発!
寄り道をしながら西伊豆町に到着したのは13時をまわった頃。
気になるご飯屋さんをいくつかリサーチしていたのですが、オフシーズンだからなのか、ことごとくお店がやっていない・・・。
アクシデントも旅の醍醐味!とかポジティブな言葉で空腹を紛らわしながら
やっとたどり着いた「よこ田食堂」にて、迷わず海鮮丼を注文。
新鮮な海の幸をお腹いっぱい堪能しました。

よこ田食堂を後にし、次に向かったのは「カネサ鰹節商店」。
古くからカツオ漁が盛んな西伊豆田子地区ですが、どのくらい古いのかというと、そのルーツは奈良時代まで遡るようです。
工場の一角に立てかけてある卒塔婆のような古い木札をみると「荒堅魚 九連一丸」と書かれていました。これが奈良時代に租税の一つとして堅魚を納めていた証拠であり、お正月の縁起物としても西伊豆に伝わる「塩鰹」ではないかと考えられているそうです。静岡から遠く奈良平安京までの長い輸送に耐えられるようにこの加工法を実践した先人たちの知恵とアイデアを間近にし、感動しました。

田子の本枯れ節や塩鰹をはじめ、カツオに関する伝統的な食文化を発信する役割も担われているカネサさんは商品の開発にも余念がありません。
工場を案内していただいている途中、突然冷蔵室に入ったかと思うと「これ食ってみろ」と透明の真空パックに包まれたハラモのくんせいを差し出す、芹沢お父さん。
…しかも一人1個ずつ!太っ腹すぎます!いただきます!!
はらもはカツオ1尾から1枚しか取れない貴重な部位。
マグロでいうとトロにあたるのですが、脂のノリがすごい。
艶やかに光り輝くはらものくんせいを商品化したのはなんと芹沢お父さんでした。本枯れ節に馴染みのない若い人たちにも田子のかつおを味わってもらいたいという思いで開発されたそうです。

より馴染みのある小分けタイプの削り節も食べさせていただきました。
てのひらにのせると飛んで行ってしまいそうな、なんと儚げな削り節。
お口に入れるとフワっと溶けて、かつおの旨みと甘みが広がります。
この冷蔵室の中に騒然と「白い粉」と書かれた段ボールが積まれている光景が気になりすぎたのですが、実はこれ、白粉という枯れ節の落ち粉を使用した商品でした。(よかった…!?)
落ち粉だからと言って捨ててしまうのはもったいない。
お出汁を取ろうという発想が素晴らしい。これも生活の知恵ですね。

保存食としてのかつお、縁起物としてのカツオ。
伝統食を通してその地域の人々の営みにアクセスする、とても貴重な時間でした。
カネサ鰹節商店の皆さん、本当にありがとうございました!

お腹いっぱいになったところで、今週のしょくひんかん通信はここまで。次週は実際に案内していただいた工場についてKさんによるレポートです!どうぞお楽しみに!

日本百貨店しょくひんかんスタッフY

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